ハノイにあるスラム街に行ってきました
2019年4月28日(2日目)
お腹を満たして、猫で心も満たされて、
いよいよ 今回ボランティア活動をさせて頂く
Fisher Village(フィッシャーヴィレッジ)に向かいます!!
この時、初めてのローカルバスにも乗車しました。
が!
なんでそんなにせっかちなの~(泣)
と、悲しくなるくらいバスSTOPで一時停止してから出発までが
めちゃくちゃ早い。
もはや一時停止してない。一時徐行。
私たちも、赤ちゃん連れも、降りるとなったら、大慌て!!
なんのためにー・・・!
一週間の滞在中に、ベトナムの方々がせっかちだなんて、
微塵も感じなかったけど、バスだけは毎回、大慌て。
そのくせ、バスの走行スピードはめちゃくちゃゆっくりなのでした。
大きなバスターミナルを出て、ここから歩いてFisher villageに向かいます。
すぐに大きな鉄道の橋を渡ります。
最初は何も知らずに通っていたのですが、
やたら線路に入って写真を撮ってる人がいるなーと思っていたら、
これ、
1902年に架けられた『ロンビエン橋』というハノイのシンボルでした。
インスタ映えスポットってやつですね。
高所恐怖症の私からしたら、こんな古い橋に寄りかかったり、
中に入り込むなんて考えられない。
こうやって映えを狙った人が事故を起こすのか・・・と
ヒヤヒヤするぜ。
10分くらい歩いたかな?
橋を降りて、バナナ畑の中にある細い道へと進みます。
ここからまた、10分程歩いたと思います。
畑の先には、川がありました。
想像していたスラム街とは違い、とても規模は小さく
数十人が暮らしているようです。
川の上に家が浮いていました。
やっぱりスラム街はゴミだらけだなぁ。。。
小さい時から、清潔に過ごす事が気持ちがいい事だって
教えてもらえないと、やっぱりキレイにするっていう概念は
育たないんだよなー。キレイにしたい!!!
という気持ちがムクムク大きくなっていきます。
この村の問題は、もちろん川の上なので住民票みたいなものはないし
ここで産まれた子供たちは数年前まで戸籍がもらえなかったり
(今はボランティア団体の働きにより子ども達にも戸籍が与えられて、
学校に行けるようになりました)、
人権問題、仕事の問題、様々ありますが、
やはりこの汚い環境での生活は近々の問題です。
村の人たちは、この川でトイレをして、洗濯をして、料理をします。
そこで、団体は飲料水を確保するために井戸を作りました。
この井戸を通すと少しはキレイになるのですが、
これだけでは飲める代物ではありません。
これをさらに、団体が用意したろ過装置に通します。
すると、だいぶ色も匂いも良くなります。
が、正直飲みたいと思える程ではない・・・
ここで実験タイム。
井戸を通しただけのお水と
ろ過装置を通したお水に、緑茶を入れるとどうなるでしょう。
正解は、井戸を通したお水はピンク(紫)に。
ろ過装置を通したお水は変色しませんでした。
どんな化学反応が起こっているのかと怖くなりました・・・
この村の人たちだけがゴミを捨てたり汚染している訳ではなく、
ベトナム人全体が清潔に保つ。ポイ捨てをしてはいけない、という概念があまりないようなので、
川全体を綺麗にするにはまだまだ教育が必要。
考えさせられますね。
このあと、団体が考えたエコスポンジ作成プロジェクトに参加している
女性に話を聞くことが出来ました。
次の記事へつづく。