オーストラリアでストリートartのパワーを感じよう!
今まで行った観光地の中でも印象に残っているものに、道端のアートがある。
重厚感のあるミュージアムに飾られた巨匠の絵もいいけれど、街や街に暮らす人々を愛して描かれたアートは、いつも私にパワーをくれる。よそ者の私でさえ、包み込んでくれる優しさがある。
そう確信させてくれたのは、ブラジル・リオデジャネイロにある「エスカダリア・ド・セラロン」だった。
その話はまた今度ゆっくりするとして何が言いたいかというと、街自体、もしくや道端にあるメッセージ(アート)が好きだってことです。
そして、メルボルンにも若者たちが思い思いに描いた壁画があるのです。
いくつかあるそうなんですが、私が訪ねたのは「Hosier Lane」。場所はココ▽にあります。
“ストリートアート”というと若者の落書きを思い浮かぶのは、今も昔も変わらないのではないでしょう。
しかし、それは落書きの域を超えていました。一人が作り上げたのではなく名もなきアーティスト達が競うように、絵に絵を重ねて描かれている壁画は見ているだけで情熱が湧いてきます。
日本の若者もコンビニの前に座ってないで(若者の古いイメージ?笑)、こういう場所に座って絵について、自分たちについて、街について、これからについて、色々な話をすればいいのにな。
職業柄、子ども達にはもっと広い世界に羽ばたいて欲しいと願っています。
日本の若者がダメでメルボルンの彼らが優れている訳じゃないし、比べたい訳じゃないけれど、少なくとも私が暮らしている小さなコミュニティでは、文句を言ったり自分以外を否定することで自分を表現する場面に溢れている。自分自身や周りの良いものを肯定する文化がもっと根付くことを期待するのです。
そのためには、まずは大人がもっと肯定的に生きることが大切だ。ただ褒め合ったりおべっかを言うのではなく、良いものにもっと焦点を当てて伸ばしていきたい。その上で、改善すべきところからも目を背けない。もう否定し合うのはやめにしたい。悪いところを潰す文化より、良いものを伸ばす文化を日本にも。謙虚でも、控えめでも、日本人のスタイルで出来るはず。
語っている割に抽象的で中身がないですね、すみません。
子どもの教育や会社内でのお互いの評価についてのことを話していました。
1つだけならただの落書きになってしまうストリートアート。重なり合うように次から次へと生まれていく好奇心の塊に、語りたくなっちゃうくらい元気をもらいました。